地域密着型 外房連絡会の口コミ一覧

事業の強み:
収益が介護保険を基礎としているので仕事をしてもお金がもらえないという心配がない。
介護はできるだけ家族が行ったほうが良いという考えが残っているため、潜在的な介護事業へのニーズは現実に現れているニーズよりも大きと考えられる。介護はできるだけ家族が行った方が良いという考え方はだんだんと弱まっていくことが予想されるため、介護事業の市場は今後も拡大していくことが予想される。
完全に国内の事業なので、突然強力な外国企業との競争にさらされる心配がない。

事業展望:
一番大きな問題は介護職員の確保であると思われる。介護施設は人口密集地に作るメリットに乏しい施設なので、郊外や田舎に作られやすいが、当然そこでは働き手を確保することが難しい。高給で雇うことができれば問題はないのだが、介護保険に依拠する事業である以上、収入面の待遇はおのずと定まってしまう。
もう一つ、構造的な問題として、やがて市場規模が急縮小することが確実なことを見落とすことはできない。これはすぐにではないが必ずやってくることである。このことをにらんでどこかの時点で施設への投資を減らしていく必要がある。「まだまだ使える立派な建物が残りましたが、利用者はいなくなりました。」ということでは誰かが損をしていることになる。