株式会社ルートスロープの評判・口コミ

福利厚生：
まだまだ小さい会社なので、はっきりと制度として整ってはいません。逆にこの先、組織を固めて大きくしていくフェーズです。社長も従業員は大事にしたい思いは強く、社長と相談しながら、一緒に必要な制度を考えていきたいと思っています。

オフィス環境：
JR茨木駅の改札を出て着席するまで5分以内です。オフィスの入り口すぐ近くまで屋根付きのアーケードがあるため、小雨なら傘をささずに出勤できます。また阪急茨木市駅からも徒歩10分弱で、電車でのアクセスはしやすいです。事務所は十分なスペースがあり、サプライヤーからいただいたサンプルなどにも手が届きやすいサイズ感です。

勤務時間・休日休暇：
勤務時間は9時から18時で、土日祝は休みです。お客様はパナソニックや積水といった大企業のため、長期休暇はしっかりとられます。お客様がお休みだと当社もお仕事がないため、お客様とまったく同じカレンダーではないものの、当社も長期休暇もとれます。

企業カルチャー・社風：
まだまだ小さい会社であり、社長の思いが色濃く反映されています。社長はコミュニケーションを通じて世の中を良くしたいとの思いがあります。仕入れ先になるサプライヤーさんは東大阪の町工場も多いのですが、独自の強い技術がありながらも営業を雇うことができず、自分の技術がどう価値があるか伝えられていません。お客様はパナソニックなど大企業が多いのですが、担当者の方一人一人が抱える仕事が多く、なかなか町工場のことを気にかけて仕事することはできません。我々が存在し、会話をなかだちすることで、お互いの悩みが解消される、そんな存在であろうとしています。コミュニケーションといっても口が上手なことが求められているのではなく、いかに思いやってあげられるのか、なのだと思います。この大事にしたい考え方は、一貫しています。

成長・キャリア開発：
人として成長ができると思っています。ルートスロープの営業は独特のノウハウがあります。営業職と聞いて、お客様と飲み会して宴会芸で盛り上げて仕事をとってくるイメージを持つ人もいるかもしれません。そういう会社は、商品で差別化ができないから、飲み会で目立つしかないんだと思います。ルートスロープは、新しい商品を立ち上げるようなときには、お客さまと同じチームになった感覚があります。目標に向かって一緒に考え、提案します。そのなかで食事することもありますが、お客様が評価してくれるのは一緒に頑張ったというチーム感や提案力なんだと思います。この考え方やノウハウは、この先何を営業するにあたっても役立つスキルだと思います。

働きがい：
人との関係、良いチームができていることだと思ってます。部品を作ってもらうサプライヤーさんは、東大阪などの町工場も多くあります。なかなかとっつきにくいこういった町工場の社長さんと良好な関係ができていて、新しい受注を目指す際はどうやって作ったらいいか一緒に考え、アイデアを出し合ったりできるのが面白いです。

事業の強み：
坂根社長の独特の営業スタイル・ノウハウが最大の強みだと思います。お客様先では、設計部門の方と話すことが多いです。担当者様からいただいた要望をそのままサプライヤーや工場に依頼するだけの商社も多くあるなかで、ルートスロープは違います。お客様が求めているのは何か？を、自分もお客様とチームになったつもりで考えます。ときには2つの部品を1つにまとめましょうと提案することもあれば、お客様に「それは違うで」と言うこともあります。お客様は長くその商品を担当しているからこそ、つい当たり前になってしまって思いいたらないこともあります。お客様と深い関係を築き、お客様には気づけない提案や工夫ができます。またサプライヤーとも関係が非常によいです。社長は、この考え方・ノウハウを活用し、ふつうではなかなかできないような売上と利益を作ってきました。これが他の商社にはない強みであり、価値だと思います。

事業の弱み：
事業の弱みになるかどうかわかりませんが、一生懸命やる必要があります。強みのところに書いたように、独特の売り方やノウハウがあるのですが、ふつうの商社のやり方とは違うところもあるため、身に着けるためには一生懸命自分のものにしていく必要があります。そのため例えばIT系のアプリのような右肩上がりの爆発的な売り上げや利益の成長はありません。

事業展望：
現状メインのお客様は、キッチンやバスルームなどをハウスメーカーに納入する「住宅設備メーカー」です。住宅設備業界はリフォームはやや増加しているものの新築は減っており、業界としては緩やかに縮小しています。とはいえ非常に大きい業界であり、その中で当社が占めるシェアは非常に小さいため、今後住宅設備業界のなかでの当社のお役立ちはまだまだ大きくできそうです。また、当社は樹脂やゴムなど止水するような部品に強いのですが、これを活用したとえば医療など他分野への展開も行っており、こちらも広がってきています。

給与制度：
基本給は高いといえないですが、自分が稼いだ利益の一定割合を自分の給与にしていくことができます。社長が自身でこの営業法を活かしてふつうの人にはなかなかできない利益を稼いでおり、また大手企業との強い人脈もあります。この考え方を身につければ自分も稼げるようになるだろうと思えます。