裁量労働制。身の回りで見てみると、チームメンバーは月平均的に30−50時間ぐらい時間外労働をしているイメージ。制度として例えば育児や介護のための短時間勤務制度などもあり、利用において止められるとかはないが、結局文化として、担当してるものはやりきるのが普通でしょう、という文化なので、周りの雰囲気と同じように働くと、残業が当たり前になる。とはいえ、10年前に比べれば、残業時間制限も月45時間を超えないように、など会社として制限が年々厳しくなってきており、かつそれを適切に管理しようとしている姿勢も見られるので、長い目で見れば改善していくかも。
多様な働き方支援:
コロナ以前からリモートワークの環境は整備されており、コロナを機に利用が一斉に進んだ印象。今後もテレワークはしやすくなると思われる。勤務時間のコントロールは、裁量労働制ということもあり、スポットであれば中抜けや早帰りなど自身の仕事を調整していかようにもできる。仕事に支障がなければ、特に何も言われない。ただし、恒常的に早帰りができるかといえば、それはおそらく無理。副業は不可。
基本的な福利厚生制度はかなり整備されていると感じる。若手向けの寮・住宅補助があるが、院卒で3年、学卒で5年程度しか支給されないので、あまり意味はない。それでもそれをどうこう気にしている人はおそらくいない。育児や介護関連の休暇制度なども整っていると感じる。
オフィス環境:
オフィス環境は必要にして十分な環境。近年ではテレワークもかなり推進されており、三井不動産のワークスタイリングを利用できる。ただし、利用ルールは本部によって異なるようだ。オフィスビル内にマッサージルームなども用意されており、専属のあん摩師が雇用されているらしい。利用する人にとっては最高らしくリピーターが多いと聞いたことがある。
福利厚生としては日系企業の中では群を抜いて良いと思われる。住宅補助は6万円支給されるのが非常にありがたい。休暇についても年2回5練習の取得が奨励されているため、夏休みや冬休みを自分のタイミングで取ることができる。もちろん仕事の兼ね合いで分割して取得することが多いのだが
オフィス環境:
オフィス環境としてはやはり大企業ということもあり非常に整っていると言わざるを得ない。自社ビルを持っているため各拠点には食堂やフリースペースなど働く上で不自由がない環境が整っていると言える
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