レッドキューブ株式会社の成長・働きがい

仕事を通して身につくスキル:
ディレクション業務における自走力は身につくと思います。組織規模が小さく、役職や年次に関わらず誰とでも気軽にコミュニケーションを取ることができるため、積極的に仕事に関わることができれば個人の裁量は限りなく大きくなります。
基本的に、管理職であってもプレイヤーとしてガシガシ働いているので、自分で考えて、自分で動き、自分から助けを求めることができないといつまで経っても成長できず雑用を押し付けられる都合のいい社員と化します。特に新卒の子は、そこで挫折している印象でした。素直にいろんなことを楽しみながら、目的意識を持って仕事に取り組めれば、周囲からサポートしてもらえるので、ある程度のセルフブランディングが大事かなと思いました。

基本的には、コピーライター、デザイナー、カメラマン、映像編集など制作全般を内製化しているので案件の上流から下流に至るまで関わることができます。一方で、それができないような大規模案件や、マス広告、ネット広告などは引き合いがなく、引き受けることもないため、いわゆる広告代理店としての経験は積めないと思ったほうが良いです。
国内有数のナショナルクライアントと直取引でやり取りできますが、彼らの下請けとして粛々と業務をこなす御用聞きのような仕事も多いです。その中で、企画や提案のできる案件は限られてきますが、そういった案件は社長が手掛け、その企画をもとに社員が実務制作を行います。

キャリアへの影響:
ディレクターとしての経験は積めたと思います。社内外の様々な情報や人を取りまとめてプロジェクトを動かしていくというような一般的なポータブルスキルは身につきます。しかし、案件の質が低いため業界としての経験は年次を重ねる度に物足りなくなります。普通に働いていれば、2〜3年で頭打ち感が出てきます。社員のクリエイティブレベルも業界内で劣後しているように見えるため、業界経験としてのキャリアには限界を感じました。