大和板紙株式会社の業績・将来性・強み・弱み

事業の強み：
紙といっても世の中にはたくさんの種類がありどんな紙が好まれるかは分からないが、時代の流れや流行りを敏感に感じ、意見として取り入れる事で新しい物が生まれると思う。紙を作るという一見世の中の役には直接立たないと思われがちだが、今まで普通に捨ててしまっている物を紙と融合させてリサイクルする事で廃棄物が商品に生まれ変わるという事もある。世界的に環境問題が提起されているこの世の中で、大和板紙が行ってきた取り組みが今まさに焦点を浴びている最中だと思う。人が嫌がる事を逆に積極的に取り組んできた事で他社との差別化を図るところが強みの一つだと思う。

事業の弱み：
大手企業ではないので、スマートな仕事というよりは泥臭く汗をかく仕事だとは思う。
人材も多いというわけではないので、一人一人が責任を持って案件を抱えている。その一人一人が受け持つ仕事を皆んなが出来るというわけではないので、その人がいなくなると仕事が回らなくなると言うこともあり得るので負担は大きいかもしれない。ある程度の分担はできていると思うがまだまだ発展途上の会社だと思う。

事業展望：
東京という市場は全国でも飛び抜けているので、非常に案件の数が多い。今までは関西を中心に事業を展開してきたが、3年前から本格的に東京を中心に事業の拡大を行なっており、売上も伸びている。コロナ禍においても減少した部分はあるが今後の伸び代が期待できる。常に新しい取り組みを考えているので全く新しい分野や既存の分野と融合したイノベーションを実現させたい。