株式会社ABIの業績・将来性・強み・弱み

事業の強み:
上流工程に特化、というプロモーションは成功している模様。
新卒社員の入社数も増えているようで、拡大路線を図れているらしい。

事業の弱み:
実際に上流工程にどこまで特化しているのか、実際の中に入ると不明。社内のマネージメントすらもフワフワしているのに。案件に入ると、商流が浅くても運用保守しているだけの案件もある。案件として上流に特化しているコンサルなどに比べると、単なる何でも屋さん、浅い商流を増やそうとしてますよ、ぐらいの印象。特化している印象は無い。

新卒社員も、短期離職が増えているように見える。短いと１年以内、自分が知る限り１０人以上が３～５年で辞めている。
中途社員も毎年、数十人辞めている。それを埋め合わせるように中途採用で人を取っているようだが、人が入れ替わっているばかりで強化されているようには見えない。

事業展望:
SESビジネス、受託開発以外にも色々と始めようとしているようだが、マネタイズ出来ているようなものは無いはず。そういう情報も末端まで伝わってこないので、結局、SESと受託開発の会社。
少しずつ社員数は増えているようだが、採用数と変わらないぐらい離職者も多くいるので、企業としての体制が総合的に強化されているようには見えない。社歴の浅い人がどんどん増えているだけ。人が増えれば売上が増えるようなビジネスモデルなので、数字だけ見れば、社員数アップ・売上アップ、という評価なのだろうが、中で働く人たちは、本当に幸せなのだろうか？責任感・惰性・無関心で続けている人以外は、次を探して、新天地での挑戦を始めている。